保育所と幼稚園や認定こども園の違いは何ですか?

　保育所は、保育を必要とする児童の保育を目的とした施設です。保護者が就労しているなどの理由で保育ができない小学校就学前の児童をお預かりします。
　開所時間は延長保育を実施している園では7時から19時まで、延長保育を実施していない園では7時30分から18時30分までです。
　保育を利用できる時間は、保育を必要とする理由や保護者の就労時間などによって、決められた保育必要量によって変わります。保育必要量は、フルタイムで働く保護者を想定した保育標準時間（最大11時間）と、パートタイムで働く保護者を想定した保育短時間（最大8時間）の2種類があります。

　幼稚園は教育を目的とした施設で、全国共通の教育課程により教育が受けられます。保護者の就労状況は関係なく、3歳から小学校就学前までの児童が入園できます。
　また、多くの園で送迎バスを運行しています。送迎バスを利用する場合は、別途バス代がかかります。
　保育時間は、教育課程にかかる時間で、1日4時間を標準として8時30分から14時30分までの間で各幼稚園で定める時間です。
　夏休みなどの長期休業日や、平日の教育課程にかかる時間の前後に預かり保育を実施しています。
　預かり保育の実施時間は、北上市立幼稚園では8時30分から18時まで、私立幼稚園では7時30分から19時までの間で各幼稚園で定める時間です。
　預かり保育を利用する場合は、別途預かり保育料がかかります。

　認定こども園は、保育所と幼稚園の機能を一体化した新しい形の施設です。保育を必要とする小学校就学前の児童と、教育を受けることを希望する3歳から小学校就学前までの児童が利用できます。

　利用を希望する場合の申込み、問合せ先

• 保育所、小規模保育事業所を希望する場合は、北上市役所子育て支援課へ
• 幼稚園を希望する場合は、各幼稚園へ
• 認定こども園を保育目的で希望する場合は北上市役所子育て支援課へ、教育目的で希望する場合は各認定こども園へ