【鳥インフル】家きんを飼養している人は鳥インフルエンザの対策を徹底してください
渡り鳥が飛来する季節を迎え、高病原性鳥インフルエンザ及び低病原性鳥インフルエンザの発生が危惧されます。家きんを事業や愛玩目的で飼養している人は、本病の発生を防止するため、防疫対策の徹底をお願いします。
(注)家きん:鶏、あひる、うずら、きじ、だちょう、ほろほろ鳥、七面鳥
1 予防対策
(1) 鶏舎に出入りする際に、手指の消毒や衣服・履物の交換を行いましょう。 (2) 敷地内や鶏舎周囲の消毒を行いましょう。
(3) ねずみや猫等の小動物や野鳥等が鶏舎に近づかないような対策を行いましょう。
(4) ねずみや猫の野生動物等が鶏舎に侵入しそうな穴などを探し侵入防止対策を行いましょう。
(5) 消毒を行う際は、履物等の汚れを落としてから行い、消毒薬は汚れた都度(1日1回以上)交換し、消毒薬が有効な状態で使用しましょう。
(6) 履物は鶏舎外用及び鶏舎内用を用意し、使い分けしましょう。
2 鳥小屋等の消毒方法について
床の糞をきれいに掃除した後、水洗いし、乾燥させ、逆性石鹸(薬局で販売)を500~2,000倍に薄め、霧吹きなどで床や壁に撒きます。塩素系漂白剤を薄めても使えます。床面が土の場合には、消石灰を1平方メートルあたり1キログラム散布してください。
なお、消毒は風のない天候の良い日を選び、定期的に行うように心がけてください。
3 高病原性鳥インフルエンザの症状
(1) 急に次々と死亡する
(2) くしゃみ、ゼーゼーした呼吸音、下痢
(3) 顔・とさか・脚などが腫れる
(4) 出血斑、血色が悪くなる(青紫色)
(5) 産卵の低下・停止
(6) 飼料・飲水摂取量の低下
飼っている鳥類が死亡しても、すぐに鳥インフルエンザを疑う必要はありませんが、原因が分からないまま連続して死亡した場合には、なるべく早く、お近くの獣医師や県南家畜保健衛生所にご相談ください。
家きんの異常に関する通報先
岩手県県南家畜保健衛生所
電話:0197-23-3531
野鳥の異常(死骸)に関する通報先
花巻保健福祉環境センター・中部保健所
電話:0198-22-4921
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更新日:2022年12月16日