「ツキノワグマの出没に関する警報」が発表されました／北上市公式ホームページ

クマの出没に注意してください

岩手県は、令和7年7月4日付で「ツキノワグマの出没に関する警報」を発表しました。

7月4日、ツキノワグマによる被害により、死亡事故が発生しました。県内では、7月4日現在、11件、12名の人身被害が発生しています。山菜採りやレジャーなどで山林に入る際には、予期せずクマと遭遇し、被害に遭う危険性が常にあることを認識していただき、入山するかどうか十分に検討するとともに、入山する際は十分な対策を講じるようお願いします。

また、今回の事案のように人里への出没が報告されています。屋外に穀物やペットフード等を置かない、家屋や小屋にも施錠するなどクマを寄せ付けない・侵入させない対策を積極的に行い、被害を防ぎましょう。

山林内（クマの生息域）における対策

事前に入山地域の出没情報や被害情報を確認する。
複数人で行動し、明け方、夕方の入山は避ける。
鈴やラジオ等の音の鳴るグッズを常に鳴らして存在をアピールする。
食べ残し等、エサになるものを放置しない。
撃退グッズ（撃退スプレー等）を携帯する。
クマの糞や足跡を見たら引き返す。

人里における対策

電気柵を設置し、クマを寄せ付けない対策をする。
庭先果樹は適期が来たらなるべく速やかに収穫する。
農地周辺のやぶを刈り払い、見通しの良い環境を整備する。
廃棄野菜や生ごみ、コンポストの管理を適切に行う。
屋外やクマが侵入できる納屋に果物、穀物、ペットフード等を保管しない。
家屋や倉庫などについても施錠するなど、クマを侵入させない対策をする。

クマに遭遇した場合の対策

背を向けて走って逃げない。
目を離さず静かにゆっくり後退する。
親子グマに注意する。
風向きに注意して撃退スプレーを使う。
クマが攻撃してきたら両腕で顔や頭をカバーし、体を丸くして地面に伏せて防御する。

ツキノワグマの出没に関する警報 (PDFファイル: 450.4KB)

この記事に関するお問い合わせ先

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