北上市は市立大学設置を目指しています【大学設置基本調査結果】
北上市では、令和3年度の庁内研究を皮切りに、地域産業をけん引する人材の育成・確保や若年層の流出抑制、まちのにぎわい創出など、まちづくりのさまざまな側面から市内への大学設置を検討しております。
なぜ大学設置を検討しているのか、学生が集まるのかなどの疑問にお答えできるよう、令和5年度に実施した基本調査の結果についてお知らせします。
なぜ北上市に大学か
これまで北上市では、製造業を中心とした東北有数の「ものづくり都市」を形成し、企業集積による雇用の創出が域内の人口増加や所得の向上等に寄与し、市の発展の礎となってきました。
他方で、高校卒業時の進学・就職に伴う若年層の人口流出、生産年齢人口の減少等に起因するものづくり等を担う人材の不足、失われるまちの活気といった問題も存在しています。
これらの課題を解決する手段として、大学は「ひとづくり」と「まちづくり」が一体となった「新しい価値づくり」になるものと考え、検討を進めているものです。
北上市大学設置基本調査結果
市では、令和5年度に、高校生の進路希望や企業の人材需要など基本構想の基となる大学設置に関する基本調査を行いました。
調査の結果、大学は、若年層の流出抑制に有効であると考えられ、人材不足の解消やまちのにぎわいも期待できることがわかりました。
また、学生確保の視点としても、工学系の学部を希望する学生も多く、企業も大学人材を求めていることから、工学系の大学を設置できることがわかりました。
調査結果の詳細については、下記添付ファイルを御覧ください。
北上市大学設置基本調査結果(北上市広報_令和6年5月号_P4-5) (PDFファイル: 1.3MB)
北上市大学設置基本調査結果及び今後の対応について (PDFファイル: 825.8KB)
北上市大学設置基本調査報告資料(報告書概要版) (PDFファイル: 1.2MB)
大学設置構想策定に向けて(令和6年度市政座談会資料) (PDFファイル: 1.5MB)
今後の展望
今回の調査結果から大学の設置は当市の課題解決などに有効な手段と考えられます。もちろん、この結果だけで大学設置の方針を決定するものではありません。今回の調査結果を基に、令和6年度はさらに次の段階に進み、大学を設置するとしたら具体的にどんな姿になるのか、といった基本構想をまとめていきます。
「大学のあるまち・北上市」を展望しつつ、国などの動向も踏まえ、設置の可否をその都度見極めていきます。
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更新日:2024年11月22日