詩歌の森に照井榮の石彫《奥羽山系の人》が設置されました
詩歌の森公園の池のほとりに北上市出身の彫刻家、照井榮の石彫作品が設置されました。
作品について
照井榮《奥羽山系の人》1978年制作
硬質で独特の風合いを持つ安山岩を用いた作品です。荒々しいノミ痕で造形された胸部と、柔和で優美な曲線で造形された頭部との対比がとても印象的です。
同作品は2008年12月に他作品45点とともに作者本人から寄贈された作品のひとつで、今回台座を寄贈いただいたことにより展示公開が実現しました。
池の対岸には、照井の師である舟越保武が制作した女性像《EVE》が展示されており、師弟それぞれの作品をご覧いただけます。
照井榮とは
照井榮(てるいさかえ)1932-2020
照井榮は現在の北上市和賀町横川目出身。彫刻家・舟越保武の弟子であり、師同様、静謐な人物描写に優れています。
照井の作品は市内にも多数ありますが、中でもJR北上駅西口広場にある《笛と女》、総合運動公園内にある《風のうた》は、市民のみならずその場を訪れる多くの人々に親しまれており、市を代表するパブリックアートとなっています。
台座寄贈者
佐藤清美さま
伊藤英明さま(有限会社北上石材店)
髙橋浩生さま
この度は誠にありがとうございました。
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更新日:2025年07月17日