利根山光人画伯とは?
利根山光人画伯について
利根山光人は、戦後の日本現代美術をリードした俊英で、若い時からメキシコとの交流で国際的な画家として知られています。日本各地に画伯の壁画が残されており、北上駅コンコースに飾られている大陶壁画も画伯の手によるものです。
また、数々の芸術活動により叙勲や日本芸術大賞などの数多くの賞を受けています。
~ 利根山光人 略年譜 ~
1921年 茨城県に生まれる
43年 早稲田大学卒業
51年 第3回読売アンデパンダン展(東京都美術館)出品
53年「抽象と幻想展」(東京国立近代美術館)出品
57年 第1回東京国際版画ビエンナーレ展(東京国立近代美術館)出品
59年 日本版画協会会員(推薦会員)になる
メキシコに渡る 個展(メキシコ国立芸術院)
60年 メキシコの帰途アメリカ、ヨーロッパ各地、インドを巡る
アルタミラ洞窟、ラスコー洞窟見学
マヨルカ島にミロ、南仏カンヌにピカソを訪ねる
63年 「マヤ芸術の拓本展」(東京国立近代美術館)出品
65年 「メキシコ古代拓本展」(メキシコ国立近代美術館)
72年 メキシコ政府よりアギラ・アステカ・エンコミエンダ章受章
個展「メキシコ・スケッチ展」(日本橋三越)
著書「メキシコの民芸」(平凡社)刊行
73年 紺綬褒章受章
76年 第1回自宅アトリエ展(以後隔年で開催)
聖徳学園付属多摩中央幼稚園・第3幼稚園に陶板壁画制作
81年 第6回吉田五十八賞受賞(建築美術部門)
北上駅陶壁画「日輪」制作
85年 第17回日本芸術大賞受賞
87年 再度メキシコ政府よりアギラ・アステカ・プラーカ章受章
91年 個展「戦中派の証言展」(日本画廊)
大阪国際版画トリエンナーレ展銅賞受賞
個展「世紀末の黙示録―利根山光人―展」(キッドアイラックアートホール)
92年 個展「戦後美術の軌跡6」(SOKO東京画廊)
94年 永眠(4月14日、享年72歳)
95年 「利根山光人展―太陽と古代・そして永遠への憧憬―」(世田谷美術館)
96年 北上市立利根山光人記念館開館(現利根山光人記念美術館)
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更新日:2019年02月28日