仙人峠の姥杉
和賀町山口の瀬畑から和賀川右岸沿いに岩沢・切留を通り久那斗神社奥宮のある仙人峠を越え、西和賀地方、秋田平鹿地方に達する古道があります。「秋田街道」とか「沢内街道」と呼ばれていました。奥州藤原氏の時代には、出羽仙北や西和賀地方から産出した金を平泉に運んだ道として伝承され「秀衡街道」とも呼ばれていました。
この仙人峠を越える目印となっていたのが、ひときわ目立つ姥杉でした。樹齢約900年、樹高約30メートル、根本周り11.5メートルもあり、大人7、8人でやっと手が回るほどです。岩手県内でも有数の巨木です。
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更新日:2019年02月28日