(30) 鎌倉市とのパートナーシティ提携で文化交流を深化
鎌倉市とのパートナーシティ提携で文化交流を深化
北上市と神奈川県鎌倉市は、先月17日にパートナーシティ提携を結びました。和賀氏ゆかりとされる鎌倉市の国指定史跡「和賀江嶋」周辺の材木座海岸での地元住民による清掃活動に、北上市民有志が長年参加し、交流を続けてきたことが契機です。節目となる50回目の清掃活動に私も参加して、同日、松尾崇鎌倉市長と提携書を取り交わしました。和賀江嶋は鎌倉時代に造られた築港の跡で、現在の北上地方を治めていた和賀氏の祖先が築造したとされています。
提携の大きなテーマは「歴史・文化」であり、歴史的遺産保全・活用の分野において、交流と協力が最大限促進されるよう相互に努めることとしています。
当日は、鬼柳鬼剣舞の演舞が披露され、拍手喝采を浴びました。また、前日には、鶴岡八幡宮でも鬼剣舞を奉納し、多くの外国人観光客などから好評を博しました。
鬼剣舞の衣装の胸には、和賀氏の家紋でもある?丸に笹竜胆?が付されています。鎌倉市の市章にも源氏の家紋である笹竜胆が用いられており、ここにも歴史的な縁を感じます。
また、鎌倉市は「鎌倉文士」という言葉もあるとおり、明治以降、泉鏡花、島崎藤村、国木田独歩、川端康成など著名な作家の活動拠点としても知られており、材木座海岸は夏目漱石の「こころ」にも登場します。
折しも、先日開催された「第41回詩歌文学館賞贈賞式」には、鎌倉近辺在住の文学者なども参加され、私のあいさつでこのことに触れたところ、当市と鎌倉市の文化交流を期待する声が寄せられました。
古都鎌倉との関係を深めながら、北上の特長を生かした多面的な文化活動の深化や、シビックプライドの醸成などの展開につなげていきたいと考えています。
北上市長 八重樫 浩文
(広報きたかみ令和8年6月号「お元気ですか 市長です。」より)
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更新日:2026年06月19日