定例記者会見・令和7年9月
令和7年9月2日(火曜日)の定例記者会見
とき:午前11時~11時40分
ところ:市役所本庁舎2階庁議室
市長から
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本日の発表事項は三件。一件目は「大学のあるまち」を考えるフォーラムの開催について。詳細については調整している部分もあるが、内容について、基調講演、基調報告、トークセッション及び意見交換となる。策定した基本構想の周知のため、これまで様々な機会や団体からの依頼で説明してきており、また広報や市ホームページでも掲載してきた。それらのまとめ上げとして、全市民を対象としたフォーラムを開催する。
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二件目は、交通安全・防犯・防災フェスタの開催について。昨年も開催したが、大変好評であった。今年も多くの市民、子どもたちに参加いただき、交通安全、防犯、防災の市民意識啓発を図っていきたい。
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三件目は、「がんと折り合いをつけて生きる」講演について、元宮古市長の熊坂医師を招いて開催する。この機会に多くの市民が、がんについて理解を深めていただきたい。
「大学のあるまち」を考えるフォーラムの開催(説明:企画部政策企画課)
「大学のあるまち」を考えるフォーラムの開催 (PDFファイル: 147.6KB)
質疑
Q(岩手日日)
フォーラムの内容について調整中とのことですが、決まるのはいつ頃になるのか。
A(政策企画課長)
講師、パネリストの調整については、相手方に伺いをとっているところであるが、来週中には取りまとめたい。
Q(テレビ岩手)
トークセッションのパネリストはどのような人を想定いるのか。例えば、基本構想策定委員会の委員などであるか。また、何人であるか。
A(政策企画課長)
お見込みのとおり。複数人を想定している。
(市長)
基本構想を主に周知するため、基本構想の策定に関わった委員の方々を優先に声をかけている。
Q(テレビ岩手)
フォーラム全体の実施予定時間は2時間30分としているが、示された内容で進行するとすれば、時間が足りないのでは。
A(政策企画課長)
内容について、予定している時間配分は、基調講演に50分、基調報告に20分、トークセッションに40分、残りの時間を意見交換セッションとしている。
(企画部長)
全体の予定としては、一旦そのように配分しているが、質問には全て答えていきたいので、少し時間が延びることもあり得る。
Q(読売新聞)
フォーラム開催の一番の目的は、基本構想の周知であるのか。
A(市長)
市で庁議決定しているのは、基本構想についてであり、それを基に大学がある北上市について、セッションにより話し合って理解を深めていただくものとなる。前回、市民向けに実施した説明会は、策定委員会の藤代委員長により、まだ基本構想が定まる前の段階での説明であり、今回のフォーラムは、基本構想決定を踏まえたものとなる。
Q(読売新聞)
先ほどのフォーラムの時間配分を伺うと、市からの投げかけ形式による部分が大部分となり、市民からの意見や質問を受ける時間があまり取られないのではないか。もっと市民からは構想について聞きたいとの声もあるようであるが、どうか。
A(市長)
市民からの質問には、時間の許す限りできるだけその場で回答し、納まらない部分の回答は、後ほど市ホームページなどで答えていく。今までも、随時ホームページなどで意見を伺っているが、本フォーラムでは、基本構想の周知と市民との具体的な意見交換のどちらもメインとなる。基本構想は分かりにくいという意見もあり、それを踏まえて本フォーラムで市民との意見交換となる。
Q(NHK)
フォーラムの基調報告において、市としての市立大学への方針を示すと記されているが、基本構想以上の情報の発信ではなく、改めて市民に対し大学設置へ向けた方針を示すということか。また、大学設置に関する意見などの集約を踏まえて、市議会9月通常会議では大学設置へ向けた進展があるのか。
A(市長)
方針を示すことについてはお見込みのとおり。市議会6月通常会議以降、関連予算案については、機会があればいつでも市議会へ上程したいと考えている。ただし、3月の基本構想策定以降、半年ほど経ち、この間、市民への周知が足りないとの声があることから、広報など様々な媒体や直接説明する形で周知している段階である。市民の理解が一番であるが、一方で、国の予算に関連して、いわゆる大学等の理系分野拡充の支援に関する基金の残予算のことや、市街地開発に関連した補助要綱の一部改正があり、市街地への大学設置に対する補助の要件等の変更が生じることになるため、市として時間的に余裕があるとは考えていない。
Q(岩手日報)
フォーラムの基調報告では、大学に対する思いを語る機会になると思うが、市長としてどのように望まれるのか。
A(市長)
予定は20分間と限られた中であるので、まずは改めて、なぜ北上市に大学が必要であるのかを話したい。あくまで、市が決定した基本構想のエッセンスを説明しつつ、市長としての話となる。
Q(岩手日報)
市民は、市長として個人の思いも知りたいのではないか。
A(市長)
正式な形として述べる場は市議会でとなると思うが、そこでは基本構想の延長線上で、私の考えも含めて話したい。
Q(岩手日報)
以前に、早ければ市議会9月通常会議に大学設置に係る基本計画の策定予算を提案したいとしていたが、検討状況はどうであるか。例えば、フォーラムの結果を踏まえて、状況を判断することになるのか。
A(市長)
フォーラムは、市民への周知、理解を図る大きな機会となる。一方で、基本構想を策定して半年となることから、常々、説明しているとおり、様々な条件もあることから、タイミングを見てできるだけ早く市議会へ上程していきたい。
Q(岩手日報)
前回の定例記者会見であった、県内の高校2年生とその保護者へのアンケートの結果は、フォーラムの中で公表されるのか。また、大手予備校を通した同様のアンケートの結果はどうか。
A(政策企画課長)
高校生へのアンケートについては、取りまとめが進んでおり、フォーラムの中で公表する予定である。予備校を通したアンケートの結果の方は、フォーラムで公表できるかは未定である。
Q(読売新聞)
フォーラムについて、実施状況をインターネット中継や動画アップなどで見返しできるようにする予定はあるか。
A(政策企画課長)
中継は予定していないが、動画アップについて実施できるか検討する。
Q(テレビ岩手)
フォーラムで予定にある意見交換セッションのみでは、その場で分からないことがある市民とやり取りする時間が十分にないと思われるが、別途、改めて意見交換をメインとした機会が必要ではないか。
A(企画部長)
基本構想への内容ついては、広く市民に対しての説明と、概要への理解を深めていただくため、これまで様々な機会へ職員が出向き、その場で質問に回答し、また、ホームページでも質問事項へ回答してきている。意見交換をメインとした機会を改めて設けることは、予定していない。
(市長)
フォーラムの意見交換セッションが、時間的に十分であるかは質問の数にもよるが、もし質問が多く出るようであれば、時間を延長してでも回答したいと考えている。当日は深いやり取りとなるようにしたい。
交通安全・防犯・防災フェスタの開催(説明:まちづくり部地域づくり課)
交通安全・防犯・防災フェスタの開催 (PDFファイル: 1.2MB)
がん対策基金活用事業市民講演会「がんと折り合いをつけて生きる」(説明:健康こども部健康づくり課)
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更新日:2025年09月17日