最も優れた作品集に栄誉|第37回詩歌文学館賞贈賞式(2022年5月28日)



第37回詩歌文学館賞贈賞式は5月28日、日本現代詩歌文学館で3年ぶりに行われました。
前年に刊行された作品集の功績を称えるもので、受賞したのは、詩部門が田中庸介さんの「ぴんくの砂袋」(思潮社)、短歌部門は志垣澄幸さんの「鳥語降る」(本阿弥書店)、俳句部門は遠山陽子さんの「遠山陽子俳句集成」(素粒社)。受賞者には(公財)一ツ橋綜合財団の相賀昌宏代表理事から、正賞・鬼剣舞手彫りの面と副賞・100万円が贈られました。
田中さんは「このような賞をいただけるのは望外の喜び、これからも詩を書き続けたい」、志垣さんは「短歌に向き合えたのは、宮崎にいる仲間のおかげ」、遠山さんは「波乱万丈な人生のひとつに加わった。多くの人に認めてもらい幸せ」とあいさつ。参加者は、それぞれの作品に込められた思いを聞き、深く頷いていました。
式典後は、歌人の松平盟子さんによる記念講演が行われました。
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更新日:2022年06月03日