物流効率化と観光の活性化に向けて|釜石秋田線北上JCT江刺田瀬IC間整備促進期成同盟会設立総会(2022年10月18日)

東北・秋田道北上JCT(北上市)と釜石道江刺田瀬IC(奥州市)間を直結する高規格道路の建設に向けた期成同盟会の設立総会は10月18日、ブランニュー北上で行われました。
当市、釜石市、奥州市、秋田県の秋田市、横手市など両県の10市町で構成。会には各首長や議会議長、関係者ら約50人が出席し、利便性を高める交通基盤整備の必要性を確認し合いました。
現在は仙台・秋田方面と釜石方面を行き来する際、北上JCTと江刺田瀬ICの間は花巻JCTを経由する必要があり大きく迂回するため、港湾などからの貨物輸送や救急搬送時の時間ロスが課題となっています。北上JCTと同ICの直結ルートが実現すれば花巻JCT経由に比べ距離で約20キロメートル、移動時間で約25分の短縮が見込まれ、物流の効率化や観光アクセスの向上、安定した救急搬送などの効果が期待されます。
同盟会の会長に就いた髙橋敏彦北上市長は「日本海と太平洋を効率的に結ぶ道路は災害時にも大きな役割を果たす。スクラムを組み、実現に向けて前へ進んでいきたい」とあいさつしました。
今後は他の自治体や物流企業などにも参加を呼びかける予定で、来年度からは国や県、関係機関に早期実現を求めます。
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更新日:2022年10月31日