更木小児童が育てたカイコがUAEの民族衣装に(2020年11月19日)

更木小が参加している「UAE(アラブ首長国連邦)と日本の子どもたちの友好プロジェクト」の認定書贈呈式は11月19日、市役所本庁舎で行われました。
養蚕事業を手掛けるインセクトリソーセステクノロジー株式会社が立ち上げた本プロジェクトは、東京五輪の開会式でUAE代表選手が着る民族衣装を、日本純産種の蚕「小石丸」の繭から作るもの。このたびUAE五輪委員会から同小にプロジェクト認定書が届けられました。
同小4年の児童18人は、6~7月の期間に蚕を飼育し約50個の繭を生産。繭は今後、長野県の製糸工場で絹糸にし、UAEで民族衣装に仕立てられます。
繭を預かった同社の清水一延氏は「育てていただきありがとうございます。選手に届けられるよう気が引き締まる思い」と話しました。また、認定書を受け取った同小の瀧澤まゆみ校長は「児童たちには五輪に関わったという誇りを持ってもらえれば」と願いを込めました。
同プロジェクトには、県内から同小を含め3校、東京・大阪・福岡から7校、国外ではドバイとアブダビの日本人学校1校ずつが参加しています。
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更新日:2020年12月10日