まちの現在と過去を巡るフォトウォークラリー(2021年11月3日)

九年大橋
市内の小学1~4年生
市内の小学1~4年生
市内の小学1~4年生

市民参加イベント「きたかみフォトウォークラリー」(北上市主催)は11月3日、詩歌の森公園を主会場に行われました。北上商工会議所青年部、北上青年会議所、北上観光コンベンション協会、関東学院大学の学生で構成される市制施行30周年記念市民参加イベント企画会議(松村淑子会長)が企画・運営。爽やかな秋晴れの下、市内の小学1~4年生58人と保護者たちが各所を徒歩で巡り、まちへの愛着を深めました。

フォトウォークラリーは、指定された場所で写真を撮影することで点数が加算され、2時間以内に獲得した合計点数を競うもの。第1部は16チーム、第2部は9チームに分かれ、市街地周辺の24カ所を巡回。距離が遠い場所ほど高得点を獲得できるため、どのエリアを狙うかチームごとに作戦を立てて臨んでいました。

参加者に配布された冊子には、市役所本庁舎が建設される前の馬検場だった頃の姿など、巡回場所の過去の写真が掲載。イベントを通じて昔の北上市の姿を知ることができる仕組みとなっています。

ツインモールプラザや九年大橋を巡った寺澤李覚(りかく)君(飯豊小2年)は「あまり通ることがない道を歩いて、いろいろなことを知れた」と目を輝かせ、自身の子どものチームに帯同した伊藤純子さん(堤ケ丘)は「子どもたちがすごく楽しみにしていた。自分もまちの昔の姿を知ることができた」と笑顔を見せていました。

イベントを企画した松村会長は「市制施行30周年が自分事になったのでは。子どもたちが過去の歴史を知り、今後のまちを自分たちの手でデザインしてもらえれば」と思いを語りました。

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更新日:2021年11月05日