新事業創出支援事業補助金の採択事業者を決定(2023年7月5日)

北上市新事業創出支援事業補助金の採択事業者発表会は7月5日、本庁舎で行われました。
同補助金は、当市の産業振興を図るため、市内で新たな事業を行う事業者へ市が交付するものです。
本年度は2件の応募があり、6月8日(木曜日)の審査会を経て1事業者を採択しました。補助を受けるのは株式会社アリーブ(大通り、古舘英樹(えいじゅ)代表取締役社長)で、補助額は81.5万円。同社は障害児支援クッキーの開発を行い、9月ころの販売を目指します。
同社は「ぽけっとの会 重い障がいの子どもたち・人たちの地域生活を豊かにする会」(一関市)を支援する目的で本事業を立案。重度障がい児・者自身が制作したアート作品を商品のパッケージとして、県産の菓子専用小麦「ゆきはるか」を使用したクッキーを作ります。開発に当たっては、祭り法人射的がパッケージ制作、就労継続支援B型事業所の北上アビリティセンターが箱の製作を受け持ちます。また、売り上げの1部を同会に寄付し、重度障がい児・者の支援を行います。
古舘社長は「子どもたちが制作するデザインは非常にきれい。さまざまな人に見てもらうことで子どもたちも喜ぶと思う」と話しました。
この記事に関するお問い合わせ先
- このページに関するアンケート
-
より良いウェブサイトにするために、このページのご感想をお聞かせください。
更新日:2023年07月11日