小鳥崎神楽が4年ぶりの火防祭(2024年2月24日)




小鳥崎地区での火防祭は2月24日、4年ぶりに再開され、小鳥崎神楽が家々に門付けしました。一行は朝から晩まで約50戸を回り、権現舞と小学生10人による下舞を奉納して家内安全や無病息災を祈願。一行を迎える家々では、お神酒やごちそうを振る舞っていました。
野中日向子(ひなこ)さん(黒沢尻東小3年)は「寒いけれどお菓子をたくさんもらえて楽しい」と、かじかむ手を温めながら下舞を披露。昨年同地区に転居した渋谷(しぶたに)宮子さん(49歳)は「初めて見てびっくりすることだらけ」と、経験のない習慣に驚いていました。
主催の小鳥崎祭典委員会の小笠原透委員長(64歳)は「若い人が少ない上、コロナ禍で門付けできなかったが練習は続けてきた。おもてなしも簡素化して家々の負担を軽減し、次につなげていきたい」と、伝承への思いを語りました。
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更新日:2024年02月27日