鬼の館開館30周年を祝う


平成6年に全国的にも珍しい鬼をめぐる事柄や資料の収集、調査して学び合う場として開館した北上市立鬼の館が今年で30周年を迎え、開館した日と同じ6月1日、同館で記念式典が執り行われました。関係者と一般参加者約150人が出席し、和賀東中学校特設剣舞部の礼舞で華やかに開会。芸能公演では岩崎鬼剣舞と滑田鬼剣舞が一人加護や三人加護をそれぞれ披露し、式典に華を添えました。
八重樫市長は「市民憲章第一節に「あの高嶺 鬼すむ誇り」とあるように、鬼剣舞をはじめ、鬼を地域文化の象徴として大切にしてきた。今後とも鬼の館を一つの拠点に、鬼の文化やトピックスを積極的に発信し、鬼研究のための貴重な研究施設としてさらなる飛躍を目指していく」とあいさつしました。
式典に出席した郷右近師子(ごうこんのりこ)さん(74歳・奥州市)は「初めて生で演舞を見たが、太鼓も笛も迫力がすごい。かっこよかった」と感心してしました。
同館では令和7年3月まで、市内17カ所の学童保育所の児童約850人が30周年を祝い制作した、大きな鬼の顔「おにおにアート」を展示しています。また、大乗神楽大会「大乗の会」、記念シンポジウム「民俗芸能と鬼」などイベントが多数開催されます。詳細は下記の市ホームページをご覧ください。
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更新日:2024年06月06日