(6) 保育士さんをサポートします!
全国的に働く女性が多くなり共働きが普通になるにつれ、数年前までは、いわゆる保育所不足で「待機児童の解消」が行政の大きな課題となり、「保育園落ちた、日本死ね」の匿名ブログが全国で大きな話題になりました。
しかし、近年の急激な少子化の進行もあり、当市においては現在、待機児童がいない状況(マッチング調整はありますが)となっています。
一方、保育所などで働く保育士さんの確保は、市全体としては難しい状況が続いています。当市では、保育士らの人材確保を大きな課題と捉え、さまざまな‶保育士サポート″メニューを準備しています。
例えば、「就職支援助成金」として、民間の市内保育所・認定こども園・幼稚園・小規模保育事業所(以下、保育所等)で、保育士・看護師・幼稚園教諭などの資格を有して新たに1日6時間以上かつ月20日以上勤務する人に、助成金最大30万円を交付することとしています。
また、保育所等に勤務する保育士らが奨学金を利用している場合は、奨学金返済の1/2または2/3を補助しています(上限などあり)。
さらに、保育所等に勤務する保育士らの子の保育料の一部を、減免または助成しています(月当たり第1子1万円、第2子5千円を上限)。
私の選挙公約には「妊娠、出産、子育ての負担軽減」を一番目に掲げ、就学前の子どもの医療費完全無償化、高校生までの医療費助成の拡充・所得制限の撤廃を実現したほか、不妊治療費の助成などを継続するとともに、県で始めた3歳未満児第2子以降の保育料の無償化に加えて、市独自で第1子の保育料の半額軽減も始めました。
こうした支援策と共に、子育て人材(人財)の確保・育成にも一層、注力してまいります。
北上市長 八重樫 浩文
(広報きたかみ令和6年6月号「お元気ですか 市長です。」より)
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更新日:2024年06月18日