障がい者等の配慮や援助が必要な方に関するマークについて
障がいを持つ人など、周りの配慮や援助が必要な人に関するマークについてはさまざまあります。これらのマークは、車いすを利用している方や白杖を使用している視覚障がい者などのほか、内部障がいや聴覚障がいなど外見では分からないけれども援助や配慮を必要としている人が、周囲の人に配慮を必要としていることをお知らせするものです。
電車やバス内で席をゆずる、困っているようであれば声をかけるなど、思いやりのある行動をお願いします。
障がい者に関係するマーク
内閣府のホームページで、さまざまな団体が作成した障がい者に関係するマークが紹介されています。
ヘルプマーク
「ヘルプマーク」は、義足や人工関節を使用している人、内部障がいや難病の人、妊娠初期の人など、外見からわからなくても援助や配慮を必要としている皆さんが、周囲の人に配慮を必要としていることを知らせすることで援助を得やすくなるよう、東京都が作成したものです。
平成29年7月に日本工業規格(JIS)に登録され、全国的に普及が進んでいます。
また、ヘルプマークの入手については、こちらからプリントアウトする方法もあります(東京都のホームページから転載)。
ヘルプマーク【災害時や緊急時の活用について】 (Wordファイル: 42.3KB)
マタニティマーク
「マタニティマーク」は、妊産婦が交通機関などを利用する際に身につけ、周囲が妊産婦への配慮を示しやすくします。
交通機関、職場、飲食店その他の公共機関などが、その取り組みや呼びかけ文を付してポスターなどとして掲示し、妊産婦にやさしい環境づくりを推進するものです。
マタニティマークについて詳しくは、厚生労働省のホームページをご覧ください。
おねがいカード
「おねがいカード」は、緊急連絡先や必要な支援内容などをあらかじめ記載しておき、障がいのある方などが災害時や日常生活の中で困ったときに、周囲の人に自分の障がいへの理解や支援を求めるために、岩手県および岩手県社会福祉協議会が作成したものです。
聴覚障がいや内部障がい、知的障がいなど、一見、障がい者とは分からない人が周囲に支援を求めるときなどに特に有効で、周囲の人が手助けしやすくなるというメリットもあります。
おねがいカードについて詳しくは、岩手県社会福祉協議会のホームページをご覧ください。
耳マーク
「耳マーク」は聞こえが不自由なことを表すと同時に、聞こえない人・聞こえにくい人への配慮を表すマークです。
耳の不自由な方が、自分の耳が不自由であることを自己表現するために考えられました。
耳の不自由な方と話すときは「はっきりと口元を見せて話す」「筆談をする」などの配慮をお願いします。
詳しくは、一般社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会のホームページをご覧ください。
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更新日:2024年10月04日