北上市の紹介

男山から見た北上市全景

北上市は北上盆地のほぼ中央に位置しています。北上川と和賀川が合流する肥よくな土地に美しい田園地帯が広がり、西に奥羽山脈、東に北上山地の美しい山々が連なる豊かな自然に恵まれています。

古くから交通の要衝として栄え、国道4号、JR東北本線の南北幹線と、国道107号、JR北上線の東西幹線が交差して旧来の市の骨格はつくられました。現在では東北新幹線、東北縦貫自動車道、東北横断自動車道釜石秋田線などの高速交通体系も整備され、「北東北の十字路」として交通の利便性がますます高まっています。

現在の北上市は、旧北上市、和賀町、江釣子村の3市町村合併により平成3年4月1日に誕生しました。令和3年には市制施行30周年を迎え、人口は約9万2千人となっています。農業産出額・製造品出荷額とも県下有数で、農業と工業のバランスのとれた活気ある都市として注目を集めています。

観光地としても見どころが多く、令和3年に開園100周年を迎えた桜の名所「展勝地」、同じく令和3年に第60回を迎えた北上・みちのく芸能まつりをはじめ、県内最大級のスキー場、キャンプ場などのアウトドア施設やサイクリングロードも充実。年間を通して全国各地から観光客が訪れます。

北上市は、令和2年度にまちづくりの将来像を「“うきうき”“わくわく”するまち北上」と定めました。江戸時代の盛岡藩、仙台藩の境界に位置する藩境のまちとして「誰にでもオープンな文化」、企業誘致などを先駆ける「前にすすみ続けるまち」、その力を体現した「KitaComing! 北上市」を合言葉に、市民と共に“うきうき”“わくわく”するまちを目指して、北上市は常に進み続けています。