国見山廃寺跡・極楽寺

冬の極楽寺

雪の極楽寺

国見山廃寺跡(極楽寺)

今から1000年以上も前の平安時代中頃に栄えた山岳寺院で、山中にはお堂や塔の跡が残っています。

昭和38年から行われた発掘調査により、平安時代中期の東北北部で最大規模のものであることが確認されました。

伝承によれば、700を超える僧坊、36の堂塔からなる一大寺院であったといいます。

また「定額寺(じょうがくじ)…国営の寺に準ずる地位の私営の寺」として歴史書にみえる「陸奥国の極楽寺」ではないかとも言われています。

平泉が繁栄を迎える200年以上前に、北上盆地の一大聖地として栄え、築き上げた文化は高く評価され、平成16年には国指定史跡に指定されました。 

開山堂跡写真

 

地蔵

国見山大悲閣展望台/国見山胎内くぐり

国見山大悲閣展望台は、標高244mの国見山山頂にある展望台です。悠々と流れる北上川を見下ろし、その向こうに広がる北上の街並と、背景に横たわる奥羽山脈など雄大な風景が広がります。

また、展望台の少し下には「胎内くぐり」と呼ばれる巨石があります。

胎内くぐりとは、山岳や霊地の狭い洞窟や割れ目を通り抜けて肉体と魂を浄化し、新たに生まれ変わるという修行の場です。

平安時代の極楽寺の僧侶や修験者たちにとって、この胎内くぐりは大事な修業だったのです。

秋の国見山
神社写真

更に詳しい内容は、国見山廃寺跡ホームページをご覧ください。

地図

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更新日:2019年02月28日