良好な景観づくりに貢献　建築物3件を表彰（2021年7月30日)／北上市公式ホームページ

第8回北上市景観賞表彰式は7月30日、市役所本庁舎で行われました。

北上市景観賞は、良好な景観づくりに貢献している建築物や工作物を募集し、特に優れているものを表彰する制度で、平成25年から市が実施。昨年度応募があった5件について、北上市景観審議会が審査を行い、そのうち3件が受賞しました。

昨年8月に完成した北上済生会病院(伊藤喜三郎建築研究所設計、竹中工務店･平野組･小原建設特定共同企業体施工)は、落ち着いた色彩と独特の凹凸による広々とした印象や、建物周辺にバランスよく配置された植栽などが評価されました。表彰状を受け取った岩手県済生会の伊藤彬支部長は「住民のよりどころとして美しいまちづくりの役に立てれば」と喜びを語りました。

昨年3月に完成したC. The Launderette(シーザランドレッテ)北上店(空建築設計、中神工務店施工)は、従来のコインランドリーのイメージを一新するデザインと開放的な造りが印象的と評価。株式会社C.(シードット)の鈴木稔教代表取締役は「北上市の魅力向上に向けた事業活動に努めていく」と話しました。

令和元年12月に完成した安楽寺本堂(クウネル設計･アトリエカオス設計デザイン、AITEEQ施工)は、斬新なログハウスカット式の造りや、稲瀬の自然を一望できる空間との調和などが評価されました。安楽寺の司東道雄住職は「子ども会で活用されたり、参拝客が増えた。ますます市民の皆さんの集いの場としていきたい」と今後を見据えました。

第9回北上市景観賞は、令和4年3月末まで応募を受け付けています。

良好な景観づくりに貢献 建築物3件を表彰（2021年7月30日)

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