持続可能な農林業経営へ向けて理解を深める(2022年1月27日)

農業ジャーナリスト・フリーアナウンサーの小谷あゆみ氏がオンラインで講演
経営改善や生産技術習得に向けた取り組みが評価された小原康史さん
西部開発農産の照井渉常務取締役

北上市農林業フォーラム(北上市主催)は1月27日、さくらホールで行われました。農林業関係者や市民など約70人が参加し、持続可能で魅力あふれる地域農林業の展開に向けて理解を深めました。

はじめに行われた北上市農林業表彰では、経営改善や生産技術習得に向けた取り組みが評価された小原康史さん(35歳・和賀町横川目)が青年表彰の部で受賞し、加工販売や直営店での料理提供を通じた農産物の魅力発信への寄与が評価された西部開発農産(和賀町後藤)が6次産業化表彰の部で受賞。

小原さんは「ドローンの導入、SNSの活用など農業の仕組みが目まぐるしく変化する中、地域の方々や仲間に支えられて今ここに立っているのだなと実感している」と感謝を述べ、西部開発農産の照井渉常務取締役は「当社を信頼して農地を預けてくださる地権者、消費者、関係機関の協力があってこそ。安心しておいしく食べていただけるよう今後も農地の保全と食料生産に励んでいく」と力を込めました。

その後、農業ジャーナリスト・フリーアナウンサーの小谷あゆみ氏が「ニュー農マル、都市農村共生時代における強い農業・農村とは」と題し、オンラインで講演しました。市内全ての学校給食で地元産の有機米を提供し、まちのイメージアップや移住者増加につながった千葉県いすみ市など、自身が取材した先進事例を紹介。地域内消費や食の当事者を増やすためのヒントを得ようと、参加者は耳を傾けていました。

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更新日:2022年01月31日