藩境の暮らしに思いを巡らせる|常設展示解説会(2022年2月13日)



常設展示解説会「博物館を6倍楽しむ方法」は2月13日、市立博物館本館で行われました。6テーマの常設展示内容を学芸員らが解説するもので、同館がリニューアルした平成28年度から継続して実施。この日は参加者10人が、南部と伊達の藩境にまつわる歴史について理解を深めました。
江戸時代を専門に研究する渋谷洋祐館長補佐が案内を務め、半世紀近い争いの末に藩境が確定した歴史背景や、家臣を城下に集住させた南部藩、要地に重臣を配置し直接支配した伊達藩といった違いを解説。その後は、藩境確定の際に使われた絵図や誓約書、番所に設置された武器などの展示物を見学し、参加者らは当時の暮らしに思いを巡らせました。
花巻市から参加した太田克明さん(62歳)は「解説を聞いてより深く理解できた。地元のことが分かって面白い」と笑顔を見せていました。
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更新日:2022年02月21日