北上人の思いを共有する北上市民劇場(2022年3月13日)




第44回北上市民劇場「アイムヒア~ここが私の生きる街~」(主催・(一財)北上市文化創造、北上市民劇場を盛り上げる会やっぺし)は3月12日・13日の両日、さくらホールで上演されました。
この公演は、「北上市民の知られざる一面」を知るというテーマで昨年に続き開催されたもので、地域の皆さんを取材する中から台本を作り、演劇で再現するもの。今年は、転勤族の妻たちを描いた「転妻物語」、市民劇場の裏側を描いた「端(はな)の応援団」、多機能型事業所satoで繰り広げられる人間ドラマ「さきおりのさと」の3作品を上演しました。
制作にあたり、就労支援を行うジョブカフェさくらと多機能型事務所itoを取材し、役者・スタッフのみんなで共有して作品を創作。伝えたい大切なエピソードを舞台上で表現しました。
初めて演技を経験したitoスタッフの多田このみさんは、多機能型事業所の利用者側の立場で出演し「こんなに考えて役を理解するとは。いい経験ができた」と話していました。
観覧した児玉智江さん(相去町)は「現代に生きる人の生活の一コマを取り上げ、私たちに教えてくれている」と感心していました。
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更新日:2022年03月16日