定例記者会見・令和7年2月

令和7年2月4日(火曜日)の定例記者会見

とき:午前11時~11時35分

ところ:市役所本庁舎2階庁議室

市長から

  • 記者クラブの皆様には、新年明けてからのさまざまな行事を取材いただきましてありがとうございます。本日の発表事項は三件。一件目は、「まちづくりコラボアワードの表彰およびマッチングフェアの開催」について。当市は、伝統的に市民協働のまちづくりを行っており、まちづくり協働推進条例を平成18年に制定し、まちづくり部を設置するなど、今日まで工夫しながら、形を変えてまちづくりを進めてきた。昨年からは、協働活動の表彰のほかに市内の法人、NPO、団体を繋げるマッチングをメインとしたフェアを開催しており、本年度の開催についての概要発表となる。

  • 二件目は「令和6年度北上市芸術文化功労等受賞者及び体育功労等受賞者の決定」について。当市において、芸術文化とスポーツの分野が盛り上がってきている中での発表となる。

  • 三件目は「モバイルクリニックの利用状況」について。昨年1月26日の運用開始からちょうど一年となり、議会や市民の関心も高く、これまでの利用状況の報告となる。

まちづくりコラボアワードの表彰およびマッチングフェアの開催 (説明:まちづくり部地域づくり課)

質疑

Q(岩手日報)
コラボアワードとしては初開催か。
A(地域づくり課長)
お見込みのとおり。

令和6年度北上市芸術文化功労等受賞者及び体育功労等受賞者の決定 (説明:まちづくり部生涯学習文化課)

質疑

Q(読売新聞)
表彰式について、受賞者の内、遠方の受賞者の出欠状況はどうか。
A(生涯学習文化課長)
全ての受賞者の出欠状況は把握できかねるため、後日、お知らせする。

Q(岩手日日)
芸術文化及び体育功労それぞれの分野で累計の受賞者数は。
A(生涯学習文化課長)
芸術文化功労等の分野では、令和5年度までで累計82名。芸術文化功労賞は42名。芸術文化奨励賞は40名となる。
(スポーツ推進課長)
体育功労等の分野は、累計で261名。体育功労賞が71名、スポーツ栄光賞が137名、スポーツ奨励賞が53名となる。

モバイルクリニックの利用状況 (説明:健康こども部健康づくり課)

質疑

Q(岩手日報)
利用状況について、11月までは月平均5件ほどで少ないが、市として利用状況の件数をどう分析しているか。来年度以降、継続するのか。続ける場合、利用件数を伸ばすことをどのように図っていくのか。
A(健康づくり課長)
夏季は利用が少なかった。冬季にかけては、通院負担が大きくなった方に対し医師が利用を勧め、また、市でも利用を促す周知を行い件数が増えている。現在、10医療機関で利用できるが、利用実績が無かった医師が積極的に利用を勧めていただいた効果も大きい。来年度以降も、通院手段がない人、地域内に診療所がなく通院距離が遠いなど負担感を感じている人からのニーズは有るものと捉え、引き続き運用することを予定している。利用実績からは、まだ対応できる枠があるため、対象の医療機関も増やしていきたい。
(市長)
運用開始から一年ほどの利用件数が少ないのは、やはり周知が足りていない部分があった。私も、対象地域の市政座談会などでは必ず紹介することにしている。一度利用いただいた人からは、大変便利で良いとの声をいただいており、直近の月では件数が伸びていることから、この流れを来年度以降にも繋げ、利用件数を伸ばしていけるようPRしていく。

Q(岩手日報)
市として事業化する際の利用件数の目標は設定していたのか。
A(健康づくり課長)
具体の数値目標までは設けていない。

Q(岩手日報)
利用件数の目標を設定するとすれば何件か。
A(市長)
長野県伊那市がモデル事業であるため、同程度の利用実績をまずは目指すもの。伊那市では継続されており、参考としたい。

Q(岩手日報)
令和7年度も同様の体制で運用するのか。
A(市長)
新年度の予算は議会承認を経てからとなるが、市の意向としては来年度以降も実績を積み重ねていきたい。

Q(読売新聞)
課題としては周知が足りていないことのみか。他にも足りていない部分はないか。A(健康こども部長)
意見を聞く中では、自分の通う病院が利用対象となっていないということがよく寄せられている。昨年度は8医療機関からスタートし、途中2医療機関を加え、現在は10医療機関となった。対象となる医療機関を増やすことが、利用され易くなることに繋がるので、来年度の課題であり力を入れて取り組んでいく。

Q(岩手日日)
実証実験ではもう少し利用実績があったかと思うが、利用が継続されなかったのか。
A(健康こども部長)
実証実験は、済生会病院において、限られた期間にどれくらいのオンライン診療に対応できるかということを主眼に、できるだけ多くの人に利用いただいた。現在は通常の運用となっており、医師の判断による利用状況であることから落ち着いた件数となっている。
(健康づくり課長)
補足として、実証実験の際は3カ月の期間で44件の利用があり、月平均十数件ほど。直近の利用実績では、17件、21件と月毎の利用実績が上回っている状況である。

Q(岩手日日)
医師会とも連携しながら運用していると思うが、利用を伸ばすことへの助言などされているか。
A(健康こども部長)
現在は医療機関の無い8地域での運用となっているが、それ以外の地域でも公共交通が行き届いているものではなく、市内を見渡すと通院困難な人はいるとの意見を医師会の医師から伺っている。

Q(岩手日日)
今後の可能性として、現在の8地域以外へ対象を広げることもあるのか。
A(健康こども部長)
可能性はあるが、事業を始める発端は医療機関の無い地域への対応としているので、その兼ね合いがある。
(市長)
民間で訪問診療を実施しているところもあり、まずは8地域での運用実績を伸ばすことを進める。

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都市プロモーション課 広報コミュニケーション係


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更新日:2025年04月25日