定例記者会見・令和5年8月

令和5年8月1日(火曜日)の定例記者会見

とき:午前11時~11時55分

ところ:市役所本庁舎2階庁議室

  1. 第62回 北上・みちのく芸能まつり(説明:商工部商業観光課)

  2. 令和5年度北上市総合防災訓練を実施します(説明:企画部危機管理課)

  3. 令和5年度普通交付税の算定結果(説明:財務部財政課)

  4. 北上スタイルの子育て支援「お子さん連れ OK !子宮頸がん検診」子宮頸がん検診の子連れ検診の試行(説明:健康こども部健康づくり課)

市長から

  • 今日は4件ご報告する。1件目は、今週行う第62回北上・みちのく芸能まつりについて詳しい内容をお知らせする。4年ぶりのフル開催ということと、鬼剣舞を含む風流踊がユネスコ無形文化遺産に登録されてから初めてのまつりということが特徴になる。大規模な鬼剣舞大群舞もある。
  • 2件目は令和5年度北上市総合防災訓練について、毎年この時期に開催しており、今年は藤根地区で実施する。
  • 3件目は一部報道でも出ていた普通交付税の算定結果について報告する。北上市は不交付団体になることを見込んでいたが、923万円の交付を受けることになった。国の計算や当市のマイナンバーの経費など基準財政需要額が変わり、結果的にこのようになった。
  • 4件目は北上スタイルの子育て支援「お子さん連れOK!子宮頸がん検診」。若いお母さんがお子さんを連れて検診するというのはなかなか気が引けるということもあり、試行的に黒沢尻北地区交流センターで子どもを預かるキッズスペースをつくった。募集をかけたら予約が即埋まったということで、ニーズが非常に高いと認識した。

第62回 北上・みちのく芸能まつり(説明:商工部商業観光課)

質疑

  • 第62回 北上・みちのく芸能まつり

Q(岩手日日)
4年ぶりのフル開催に市長の期待は。
A(市長)
かがり火の中での鬼剣舞大群舞をはじめ、伝統芸能がさまざまな地域から集結して行う祭りというのは珍しいと思う。鬼剣舞を含む風流踊もユネスコ無形文化遺産に登録され、多くの市民、市外の皆さんにぜひ見に来ていただき、伝統芸能の良さを感じていただきたい。今日から盛岡さんさ踊りが始まっているので、盛岡から当市にも寄ってもらい、ぜひ伝統芸能の力強さを体感してほしい。多くの来場があることをとても期待している。

Q(岩手日日)
8万人という入り込み数の目標は、コロナ前より少なめに設定したのか。
A(商業観光課長)
昨年の花火大会から、安全管理のために堤防での観覧を禁止し、入り込み数は有料観覧席などを購入して入場した人を中心にカウントしている。昨年の花火の入り込み数は7,300人。コロナ前の第58回のカウントでは14万4,000人。昨年2日間の入込数は実数に合わせて4万3,000人とした。このことから今年の3日間は8万人程度と見込んでいる。

Q(岩手日日)
14万人と7,000人だと20分の1になる。
A(副市長)
以前は堤防上で10平方メートルに何人いるか数えて距離をかけたり、公園側の人数も同様にカウントしたりしたが、チケット購入者の数での計算に変更した。そのため大きな違いが出てくる。
(商業観光課長)
おかげさまで、指定席はほぼ完売となっている。自由席はまだ販売しているので、ぜひ足を運んでいただきたい。

Q(岩手日報)
花火は何万発か。
A(商業観光課長)
以前から非公表としている。
(副市長)
花火の数え方を、上がった花火1発を1と数えるか、花火玉の数を1と数えるかで違ってくるため。

Q(岩手日報)
他と比べて規模はどうか。
A(商業観光課長)
大きいと思う。

 

令和5年度北上市総合防災訓練を実施します(説明:企画部危機管理課)

令和5年度普通交付税の算定結果(説明:財務部財政課)

質疑

  • 令和5年度普通交付税の算定結果

Q(岩手日報)
不交付団体に届かなかった、市長の率直な所感は。
A(市長)
今回交付団体となったが、気を引き締めて自主的、自律的、効果的な財政運営をしっかり行っていきたい。

Q(岩手日報)
来年度以降はどのように見込んでいるか?
A(財政課長)
毎年不交付団体になりうる状況が続くという見通しは立てていない。企業投資などによる固定資産税の大きな税収は景気に左右されるので、先が読みにくい。

Q(岩手日日)
交付額960万円は財政規模からいうとちょっとした所だと思うが、主な理由は。
A(財政課長)
需要額については、包括算定経費(人口に単純にかける経費)がだいたい前年比8,500万円ほど増えている。これは国で定めている単位費用が変わったものが反映されており、当市の当初の予算財政見通しより8,500万円ほど上振れになった。また、高齢者保健福祉費も算定額が28億8,200万円だったが、前年比9,000万円の増。全国的に見ても高齢者福祉の経費がかかっており、単位費用の配分が手厚くなった。また、地域デジタル社会推進費、マイナンバーカードの普及など各市町村でDXに取り組むための経費が加算され、こちらは1億300万円ほどで、前年比3,600万円ほどの増となっている。これらが主に需要額が増えた要因となる。
収入の方は、地方消費税交付金などは、当初の想定よりも2億1,700万円ほど増加し、22億2,200万円。また、固定資産税などは、おそらく家屋の増加により29億2,700万円となり、1億2,700万円の増となっている。

Q(読売新聞)
以前の会見で、需要額が194億4,163万円という話だったが、それと比較する額が198億1460万円になるということでよいか。
A(財政課長)
前回は見込みとして基準財政収入額が195億8,824万円、基準財政需要額が194億4,163万円で、これをベースに需要と収入の差額をとると収入超過なので、交付税が不交付となる見込みである旨を説明した。

 

北上スタイルの子育て支援「お子さん連れ OK !子宮頸がん検診」子宮頸がん検診の子連れ検診の試行(説明:健康こども部健康づくり課)

質疑

  • 北上スタイルの子育て支援「お子さん連れ OK !子宮頸がん検診」子宮頸がん検診の子連れ検診の試行

Q(読売新聞)
次回の予定はあるか。また、他の検診で同じように実施する予定はあるか。
A(健康づくり課長)
子宮頸がん検診は検診機関との調整がつかないため、本格的には来年度以降の予定。今回の対象は子育て世代の20歳以上だが、ほかの検診では、例えば胃がん検診だと40歳以上が対象なので、子育て世代向けとは違った視点での受診率向上対策が必要と考えている。
受診率を向上させるために、さまざまな取り組みを試行している。今年は乳がん検診や子宮頸がん検診は一部予約制を設けたり、両検診の日程を同日にして同時に受診できるように設定したりしている。また、矢巾町に岩手県対がん協会の「すこや館」という施設があり、そこでは胃がん検診、乳がん検診、子宮頸がん検診を受けられる。日程が合えばそれら三つの検診を同時に受けられる設定を設けるなど、色々な取り組みを行っているので、成果を見ながら進めていきたい。

 

その他

(市長)
7月18日の大雨の対応時には、各報道機関に迅速に報道いただき、御礼を申し上げる。
今回、警戒レベル4の避難指示を鬼柳、岩崎、和賀、相去の4地区に出した。新聞に関しては、正確に「4地区の土砂災害警戒区域に該当する住民」と報道いただいたが、一部のネットやテレビなどの速報では、4地区の住民全員の避難と受け取りかねないような記事もあったので、我々も正確な情報提供に務めたいし、報道機関の皆さんにも正確な報道をお願いする。

この記事に関するお問い合わせ先

都市プロモーション課 広報コミュニケーション係


〒024-8501
岩手県北上市芳町1-1本庁舎2階
電話番号:0197-72-8230
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更新日:2023年08月16日