平成30年度発掘調査速報 Vol.4 道地遺跡-縄文時代の狩り場と弥生時代の竪穴住居跡-

道地遺跡(どうちいせき)

所在地:和賀町藤根6地割地内 期間:平成30年9月12日~9月17日 調査原因:住宅建設  道地遺跡の本格的な調査は、今回が初めてです。縄文時代(詳細時期不明)の溝状落し穴5基、弥生時代初頭(約2,200年前)の竪穴住居跡1棟がみつかりました。弥生時代初頭の竪穴住居跡は付近ではみつかっておらず、またこの時期の方形の竪穴住居跡も市内では存在が知られていません。竪穴住居を作った人々がどこから来たのか、今後検討していく必要があります。

藤根地区空撮写真

赤丸が道地遺跡の調査地点(上が北)。水田地帯の微高地上に 多数の遺跡が見つかっている。

道地遺跡調査区
弥生時代初頭の竪穴住居跡

左:調査区の全景写真。細長い溝が、獣を捕らえる落し穴です。

右:弥生時代初頭(約2,200年前)の竪穴住居跡。一辺3メートル程の四角形で、円形の竪穴住居跡が多いこの時期としては、珍しい形状です。

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更新日:2019年07月08日