二ホンカモシカを見つけたら
特別天然記念物ニホンカモシカの保護について、ご理解とご協力をお願いします。
ニホンカモシカは特別天然記念物です

市内に出没したカモシカ
ニホンカモシカは国指定の特別天然記念物です。
北海道と中国地方を除いた本州・四国・九州に生息しています。
昭和9年に国の天然記念物に指定されました。しかし、第二次世界大戦後、密猟等によって個体数が減少しました。
そのため、昭和30年に特別天然記念物に指定され、保護政策がとられています。
ニホンカモシカと二ホンジカの違い

©wanpug.com
ニホンカモシカ
- 角は枝分かれしない。オスとメス両方にある。
- 色は灰色が多い。白や黒っぽいものもいる。
- 首が短い。

©wanpug.com
二ホンジカ
- 角は枝分かれする。オスのみに生える。
- 色は季節によって変わる。夏は茶色で白い斑点がある。冬は灰褐色で白斑点が消える。尻が白い毛でおおわれている。
- 首が長い。
*シカは文化財(特別天然記念物)ではありません
ニホンカモシカを見つけたら
ニホンカモシカは人に危害を加える動物ではありません。たいていの場合、人を見かけると逃げていきます。二ホンカモシカを見かけた場合は、刺激しないように次の対処法をとって下さい。
原則
- 近寄らない
- 逃げ道をふさがない
- 刺激しない
元気な場合:見守ってください
- 帰巣本能があり、しばらくすると山に帰っていきます。様子を見守るか、静かにその場から立ち去ってください。
- 犬に吠えられると興奮してしまうので、遭遇させないようにしてください。
死亡している場合:文化財課にご連絡ください
- 特別天然記念物であるため、死亡した個体について国に報告する必要があります。速やかに文化財課にご連絡ください。
- 道路上で交通の妨げとなっている等の場合を除き、その場から動かしたり、触れないでください。
連絡先:文化財課(電話 0197-65-0098)
この記事に関するお問い合わせ先
- このページに関するアンケート
-
より良いウェブサイトにするために、このページのご感想をお聞かせください。
更新日:2024年10月07日