史跡八天遺跡の発掘調査現地説明会を開催しました!
去る令和6年11月2日(土曜日)、北上市更木34地割地内の八天遺跡にて第11次調査の現地説明会を開催しました。雨が降るあいにくの天気となりましたが、50名もの方々にお越しいただきました。
今回の説明会では、調査で見つかった縄文時代の竪穴住居跡や柱穴・盛土遺構などについて調査員が解説し、出土した遺物も展示して、来場者の皆さんの注目を集めました。
写真1:台地の北側にある縄文時代後期の盛土遺構を説明している様子です。廃棄行為の繰り返しによって谷が埋め立てられています。盛土遺構からは大量の縄文土器や石器が見つかっています。
写真2:縄文時代中期末の竪穴住居跡を説明している様子です。床上からたくさんの縄文土器が見つかりました。これらは住居が使われなくなった後に捨てられたものと考えられます。
写真3:八天遺跡から出土した遺物について説明している様子です。今年の調査では腕輪形土製品や土偶、石棒などの一風変わった遺物がたくさん見つかりました。
当日配布した資料は下記よりご覧になれます。
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更新日:2024年12月19日