横町廃寺跡
横町廃寺跡(よこまちはいじあと) 市指定史跡
北上市立花地区の北上川を望む西向きの斜面に建てられた、平安時代後期(12世紀頃)の 寺の跡です。幅12mほどの礎石の建物で、建物のまわりには屋根から落ちる雨水を受ける石 の列が確認されています。建物の中心には、仏像を置く「須弥壇(しゅみだん)」が設けられていた考えられます。現在、礎石は埋め 戻されています。北上川の東岸沿いでいくつも確認されている平安時代の寺院跡のひとつであり、当時のこの 地方の仏教文化を考えるうえで貴重な遺跡です。

横町廃寺跡の礎石
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更新日:2019年02月28日