令和4年度発掘調査報告速報Vol.1蛭川遺跡

蛭川遺跡(ひるかわいせき)

所在地:北上市和賀町横川目13地割内

期間:令和4年4月27~8月19日 

調査原因:道路建設

 

 今までの調査で縄文時代中期の集落および中世城館であったことが分かっています。今回の調査では、縄文時代中期(約5,000年前)の土器捨て場、石囲炉2基、地床炉4基、土坑13基、柱穴状土坑群(ちゅうけつじょうどこうぐん)が見つかりました。

 土器捨て場からは縄文土器の破片がミカン箱にして約40箱出土しました。竪穴住居跡は見つかっていませんが、土器捨て場から竪穴住居跡に造られる石囲炉が見つかっていることから、同じ場所に居住している時期があったと考えられます。

蛭川遺跡 調査区全景

南側調査区全景(北から) 

蛭川遺跡 土器

縄文時代の土器捨て場から出土した大量の土器(南東から)

蛭川遺跡 炉

土器捨て場の中から見つかった石囲炉(南東から)

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更新日:2024年03月14日