なぜ今、協働!?

市民一人ひとりがまちづくりの主役となり、真の豊かさを実感できる地域社会を実現させることは私たち北上市民の願いである。
私たちが理想とする地域社会を築くためには、市民、企業及び行政がそれぞれの責任を果たし協力して取り組むことが求められており、これらが相互に連携してまちづくりを進める協働の仕組みを構築することが必要である。
自主的なまちづくりの活動の意義について互いに認識し合い、適切なパートナー関係を築きながら、市民の参加を基本とする協働により目指すべきまちづくりを推し進めるため、この条例を制定する。

 

これは北上市まちづくり協働推進条例の前文であり、条例の趣旨はこの前文にすべて凝縮されています。
協働はなぜ行うのですか?という疑問の答えとしては『その課題はパートナーとともに進めないと解決しない課題だから』ということが最も的を得ているのではないでしょうか。
ごみ問題、景観形成、都市計画、地域計画、除雪、子育て支援、…
北上市をもっともっと住み良いまちにしていくためにはニーズをお持ちの市民のみなさんと、企業、NPO、自治組織、行政などが、一緒に問題点を考え、一緒に解決に乗り出していくことこそが大切であり、大きな効果も得ることが出来ます。
ますます地方分権が加速する地域経営にあっては、この協働の精神でまちづくりを進めてきたかどうかが住み良さに反映されてきます。
今こそ、身の回りの課題を見つめなおし、地域で出来ることは地域で、地域が手を出せないことは行政で、そして、手を組めばもっとよくなることは協働で!という発想が求められています。

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この図はこれからの住民自治のあるべき姿(ビジョン)を表しています。
お互い(市民・企業・行政)の不足する力を持つ他の団体と連携し、お互いが成果を得る、「happy-happy」の関係づくりが協働と考えます。
同じテーブルで意見を出し合い、計画し、力を合わせて実現することで、成果に愛着が湧き、住み良いまちがかたちづくられます。
今後は、これまでの取組みに「企業との協働」や「コミュニティとNPOとの協働」を加え、市民と企業と行政がそれぞれの「強み」を活かすことの出来る協働の仕組みづくりを進めます。

この記事に関するお問い合わせ先

地域づくり課 地域協働係

〒024-0061
岩手県北上市大通り1-3-1おでんせプラザぐろーぶ3階
電話番号:0197-72-8299
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更新日:2019年03月05日