北上市拠点形成プロジェクトに関する未来ビジョン(地区再生計画)を公表します。

「あじさい都市」きたかみにおける、都市拠点の形成を目的としたまちづくり戦略です。

 総合計画における「拠点形成・ネットワークプロジェクト」の推進のため、都市拠点の形成を目指し、北上駅西口からツインモールプラザまでのエリアにおける現状分析、対象地区内の課題整理、グランドコンセプト、まちづくり戦略(整備手法)等を示した未来ビジョン(地区再生計画)を策定しました。

 令和4年度からは、再開発やエリアマネジメント等各事業の情報を共有して本ビジョンエリア全体のまちづくりを推進するため、市や各事業関係者で組織される「地区再生会議」を設立すると共に、各事業の実施に向けて取り組みを進めます

対象エリア

■商店街(新穀町、本通り一丁目、本通り、諏訪町)

【現状・課題】

 建物の老朽化、店主の高齢化、後継者不足による廃業等によって、年々空き店舗が増加している。また、施設の老朽化も課題である。

【方策】

・アーケードの撤去、街並み再整備

・リノベーションやソフト事業の展開による空き店舗の解消、商業機能の再構築

・地域コミュニティ機能の再興

新穀町

 

■本通り二丁目(旧かぎやデパート及びその周辺)

【現状・課題】

 旧かぎやデパートは、建物の老朽化が著しいが、除却には多大の費用がかかるため、既存状況の継続が懸念される。エリア内は、更なる空き店舗の増加が懸念される。

【方策】

・老朽化建物の除去・整備

・空き店舗の解消、商業機能の再構築

・低未利用地の活用

本通り二丁目

 

■諏訪町名店街及びその周辺

【現状・課題】

 諏訪町名店街は、老朽化が著しく、壁面の落下も生じている。南側区画も同様に建物が老朽化しており、空き家・空き店舗が多い。

【方策】

・老朽化建物の除去・整備

・周辺街区の土地利用改善

・諏訪神社と整合した一体的な環境形成

諏訪町名店街

 

■柔剣道場等

【現状・課題】

 市所有の体育施設の老朽化が著しい。北上駅近くの土地であるが、ポテンシャルに見合う有効活用が図られていない。

【方策】

・運動施設の機能更新

・民間活力の導入による魅力の増進

 

■北上駅西口(おでんせプラザ、駅北駐車場、駅前広場)

【現状・課題】

 おでんせプラザは、築35年が経過して施設・設備の老朽化が進んでいると共に、元が商業ビルが故に効率的な利用ができていない。「北上の顔」であるが、景観上の劣化が課題である。駅前広場や北駐車場の使われ方が機能的ではない。

【方策】

・老朽化再開発ビルの再整備

・低未利用地の活用

・北上市の顔である駅前景観の整備

・市最大の公共交通結節点としての機能更新

 

■北上駅前から新穀町(動線)

【現状・課題】

 老朽化した建物が立地し、歩行者の安全性が確保されていない。空き店舗が多く、ウォーカブルな歩行空間となっていない。

【方策】

・街並み整備改善(老朽建物の再整備)

・安全で快適な回遊動線の整備

・楽しく歩けるサービスの提供

・緑やポケットパーク等の整備

この記事に関するお問い合わせ先

都市再生推進課 都市再生係

〒024-8502
岩手県北上市上江釣子17-201-2江釣子庁舎2階
電話番号:0197-72-8285
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更新日:2022年08月25日